たかが、button。 されど、ボタン。
ボタンを漢字で書くと、『釦』
わたしは慣れ親しんだ文字だけど、縁がないと知らないかな!? なんで、金に口と書くんだろう、と思いつつも調べたこともなかった。
日本釦協会によると
「釦」の文字は、太政官布告の際にボタンの文字がなく、服の口に金属製品を入れて紐の代用にする意味から「紐釦」と書き、これをボタンと読ませることを採用したのが始まりといわれています。
・・・だそうな。
ボタンが何気にかわいい洋服に心くすぐられます。
でっかいボタンがついていたり、ちっちゃいのがたくさんついていたり。ハート型だったり、花型だったり。もろいんだけど、本貝だったり。色が可愛かったり・・・。
そして・・・
ホールセールのお仕事では、よくボタン台帳とにらっめこしています。脇役ですから、あまり主張してもいけません。でも目立っちゃおうかな。やっぱり、控えめにいこうか。買ってくださる方は、気に入ってくれるかな。
などと、思い巡らせます。
ココ最近人気だそうで
身頃の生地で作る、クルミボタン。ずいぶん落ち着いてきましたが、めちゃくちゃ工場が混んでいます。
お料理でも、植物でも、きっと一緒。心をこめて物を作ったり育てたりすれば、よりキレイになり、より美味しくなり、より喜んでくれる人がいる。
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